先日、水晶谷に行ってきました。
先に清滝、高雄と行っていながらなんの収穫も無しというのも格好がつかないので
ここらで確実に成果の期待出来る所に行ってみましょう。
先ず嵯峨方面、広沢池を抜けていきます。
右(北)に曲がると清滝方面、今日はもう少しまっすぐ行きます。
清涼寺、ここから南に曲がります。
大通り(丸太町通り)を超えJRの踏切も越えると
嵐山、渡月橋界隈となります。
あ、どれみさん、ちわっす。修学旅行ですね。
ということは
あの河原には・・・
あ、お取り込み中すみません。
「魔女見習いをさがして」速攻でパンフが売り切れてて困ったっす。
と、唐突な聖地巡礼を済ませ、渡月橋を渡り南へ向かいます。
今日の目的地はこの渡月橋から見える嵐山の裏側にあります。
何故ということ無くなんと無く通りには出ず河原沿いに南下してみると
河原から抜ける橋があり渡ってみました、ここは初めて通ります。
おお、保津川下りの船揚げ場じゃないですか、ここで船を引き揚げてトラックに積んで上流にいくのですね。
保津峡で船を積んだトラックを見たことはありますがここが出発点だと思うと少しテンションが上がります。
今冷静に考えて何故この時にこんなにテンションが上がったのか分かりませんがとりあえず通りに出て南下。
月読神社を通過
「妙徳山華厳寺 鈴虫寺」
良いですね、この鈴蟲の字面、こう足元から背中から
ぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわ
って来そうで、階段の向こうが暗くなってるのもポイント高いです。
「苔寺」ここを越えると山道になって行きます。
「山の神さん」がおられるのでこの先の安全をお願いしてお賽銭をおきます。
あと「山から石を持ち帰ることをお許しください」ともお願いします。
別にバチが当たるだの祟りだのという訳ではありません。
一人で山に入れば必ず人とは違う大きな気配を感じます、そういうものに対して断りをいれるというような感覚です。
どこの山でも同じようにします。
柵がありますが特に立ち入り禁止とは書いてません、車だけが通れないようになってます。
途中でも道、山肌、河原をチェックしますが全く石英質の石はありません、少し不安になります。
目的地から最も手前の砂防ダムを超えました。河原チェ〜ック!
やっと石英質の石が出てくるようになりました、見事にこの砂防ダムで石英が止まってますね。
先に進みます、いよいよです。
キター!本日の目的地「水晶谷」
この白い石がこの岩盤から崩れた石英です。
勿論、石英=水晶ではないのでここで水晶を探します。
おお早速発見!しっかり頭のついた水晶クラスターでまとまりもいいです。
大きな母岩にこれだけ付いてても扱いに困る程ですが。
また発見、さっきよより小さいですが透明度は高く形もしっかりしています。
まぁぶっちゃけ言うとここではこんなモンです、あまり期待し過ぎてはいけません。
ここはそこそこ有名な所なのでしょっ中誰かが掘り返してます。
それでもなおこういうのが見つかるのはそれはそれで凄いのかもしれません。
あと石英脈はここにしかありません、本当にここだけです、以前に上流も支流も山の中も探索しましたが優良な石英脈は見つかりませんでした。山の中は絶対無いとまでは言いませんが危険なので探索はおすすめ出来ません。
特に上流は道がなくなる所までいきましたが石英脈はありません。
では帰りますか。
神様 無事帰れますことに感謝いたします、石をひとつまみいただきますね。
では改めて本日の収穫。
ちっこいながらも結構綺麗。
まぁどう撮ってもちっこいことに変わりはないんだけどね。
以前いったときに採集したもの、川底を掘り返して見つけました。
中央の晶洞にみっちり水晶が生えてます。
ではまた。
写真追加、鉛筆ほどの太さの水晶がニョキニョキ生えてます。
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