前回に引き続き今回は高雄に行ってきました。
先ずは、西に行く前に必ず最初の拠点、立命館衣笠キャンパス横のファミマに立ち寄ります。
向かいに堂本印象美術館があります。
ここでコーヒー、お茶、スポーツドリンクなどの水分を調達と
GPSの位置合わせ、電源をいれてしばらく置いて衛星情報を拾いま・・・
・・・電源が入りません、初っ端から初めてのアクシデント!
価格:55700円 |
GPS無しに山に入る選択肢はありません、残念ながら一度帰って検討します。
自宅で何度も電源ボタンを押してみましたが起動しません・・・が
意外と簡単に原因が分かりました。
お分かり頂けますでしょうか、充電器がコンセントに刺さってなくで充電できてませんでした。
充電池4本で二本ずつで回していて前回分は充電済みだったのが今回入れた電池は全く充電出来てない状態のものでした。
間の悪い事に普通電池の予備も切らしてる。
不安はありますが前回の電池をそのまま今回も使う事にして再出発、満タンで12時間いけるはずなので大丈夫なはずです。
上記のファミマで改めて水分調達とGPSのセッティングをしていざ行かん!
仁和寺を超えた所で何か悪い予感がして持ち物をチェックしてみました。
不安的中、携帯灰皿がありません。
この先コンビニがあったかどうか思い出せません、またあのファミマに戻るのか〜〜あんにゃろぉぉ!(ファミマは悪く無い)
悔しいので別のコンビニを探す事に、
仁和寺前の京福御室駅を抜けて後ろの双ヶ丘(ならびがおか)沿いに南へ
この双ヶ丘での水晶探索が私の石拾いの原点です。
で色々しばらくいくと
んんん〜、なにやら心のセンサーに引っかかる建物が・・・「花園会館」
おぉ、そうです、ここはアニメ「けいおん!」の修学旅行で宿泊したホテルではないですか!
思わぬ聖地巡礼、拝んでおきましょう。
まぁ、ぶっちゃけ我が母校「私立花園高校」の隣で三年間毎日見てたんで特に今更有り難みとかないんですが。
ちなみに今は共学ですが私の頃は男子校でした。
なんやかやで素直に来た道を引き返すより遥かに遠回りをして携帯灰皿を手に入れレッツラゴー!
(ストリートビュー)副王子神社前、ここで右の高雄方面と嵯峨清滝方面に分岐します。
先へ進み傾斜もキツくなり民家も減り畑なども見えてきた頃・・・
何でしょうこの建物は、脳が、自我が、理解を拒否しています。
抵抗虚しく思い出しました、はい、コンビニですね、はいはい、ありましたねローソン。
そんな事もあるさ、良いじゃないか聖地巡礼最高ー! 泣いてなんかいません。
気を取り直して峠を越え
来たぜ!高雄!
実は今日高雄に来た真の目的はこれです。
「桜」 この色とりどりの桜を見に、そして写真を撮りに来たのです。
今だけの絶景。
今まではこの絶景ポイントの駐車場は普通に入れたのですが今年はロープで囲って「関係者以外は・・・」となってました。
昨年はこの時期には来てないので分かりませんが。
ストリートビューで見たらもうこの季節でなくても囲いがしてあるようですね。
さてそれでは先に進んで西明寺方面、川沿いの道におりていきましょう。
先ほどの桜を見上げつつ先へ進みます。
階段を上がると国宝薬師如来像のある神護寺、そういえばまだ行った事ない。
さらに進むと後は車はいけない山と川に挟まれたハイキングコースになります。
たまにBMXのようなオフロード自転車で通る人もいるようですが私のように電動ママチャリで来る人はまずいません。
今日の目的地に到着しました。
太い紅色の軌跡が今回の、西の緑の太線が前回です。
これが前回書いた清滝高雄間の自転車での難所の一つ、石橋です。
自転車ではかなり怖いです、両端に段差があり一気に走り抜けることも出来ません。
やっぱり電動ママチャリでこれを渡るやつはただのアホです。
今日はこの河原で石拾いです。
この辺りは高雄山に高雄城(細川国義)の名残があり山の中にも当時の石垣の残っている所があります。
この写真の石垣がそうかどうかはしりませんが。
これは戦国時代に神楽が奉納されていた跡です。
んな訳ねぇだろ。
高雄までツッコミに来て頂いてありがとう。
さて、ここで何をさがすのか
水晶でしょうか、違います。
これです、「赤チャート」通称「肉石」鴨川七名石の一つでもあります。
とはいえ鴨川に限らずここ同様に日本中ある所にはいくらでもあります。
前回の清滝では注意して探したのですがありませんでした。
このあたりが分布の境界になっていると思うとちょっと面白いですね。
というかこの辺も上流からの流れものしか無いのかな。
この肉石、これ自体が特に高価とか希少という訳では無いのですが石英と混ざって面白い景色になる事があります。
その究極形の一つがこれ「肉石メノウ」(研磨済み)
鴨川、清滝川と源流まで全ての河原を探索しましたがこれほど完璧に透明な石英に縞の入った肉石はこの河原で見つけたこれ一つだけです。
肉石の模様は結構原産地の特徴がでるのですがこれと同じ特徴なものが全く見つからず、大雑把にここより上流のどこかとしかわからず、どこの岩盤から流れてきたのか未だ見当もつきません。
ただ学術的にこれを本当にメノウと言えるのかどうかは知りません。
はい、ざくっくり本日の結果をいえば勾玉にできそうな面白い石はありませんでした。
その代わりと言ってはナンですがここのカワニナが妙に大きかったのでウチに来て頂きました。
上の小さいのがウチのやつ
今後ともよろしく。
それでは今回はこれで。
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